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強度近視の視力回復法について
強度近視というと、視力0.1以下の近眼です。
視力0.08や0.07はもちろん、視力0.02、0.01という人も珍しくない状況になってきました。それほど日本の近視人口は増大し、低視力化が進んでいます。視力0.01以下という最強度の近視も、あるのです。
こういった強度の近視が増える背景には、近年のパソコンや携帯用ゲーム機の普及を無視するわけにはいきません。こういったディスプレイはどうしても、見る距離が近くなります。そうすると毛様体筋が異常に緊張を起こして、近眼になってゆくのでです。
一日のなかに占める割合が少なければ、まだ安心ですが、現代の子供や大人の生活のほとんどを、こうした機器に依存しているという点が問題といえます。受験勉強をしたあと、ゲーム機でストレスを解消するなど、強度近視まで急激に視力低下していく危険はたくさんあります。
さて
強度近視を視力回復するには、巷の視力回復トレーニングの方法では、困難といえます。なぜなら視力0.05とか0.03レベルの極度近視は、眼球が長くなって、ラグビーボールのような形状をしているからです。これは環境への適応の結果であり、長年かけて矯正していくしかないのかもしれません。
強度近視をすぐに視力改善したいのならば、レーシック手術などの視力回復手術がオススメです。いまではレーシック治療は、安全なものとなっています。しかし、ドライアイや夜間視力の低下などの、レーシックの後遺症や合併症は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
視力0.01レベルの強度近視の場合は、イントラレーシック手術でも不十分なこともあるので、PRK手術やエピレーシック手術、ラゼックがいいでしょう。フェイキックIOLという眼球内に人工のレンズを挿入する視力矯正法もひそかな人気があります。
そのほか強度近視を視力回復させるには、オサートという眼科治療法があります。これは睡眠中に角膜を変形させて、眼を治してしまおうという視力強制。オルソケラトロジーでは強度の近視に適応できない場合があるので、オサートのほうがいいと思います。そのほか、近い将来、半永久的に角膜の形状を固定できるコルネアプラスティーが登場するといわれています。