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視力0.05からの回復法とは?

視力0.05からの回復法は、限られています。
まず視力0.05という近眼は、かなりの強度近視です。学校の健康診断や車の運転免許証の更新のときに実施される「視力検査表」の一番上が読めないわけですから、相当視力が悪いわけです。

視力0.05レベルの近視は、いわゆる軸性近視です。これは眼球自体が長く伸びている状態。そのため巷にある近視の視力回復トレーニングの方法では、なかなか視力改善は困難でしょう。ネット上には、視力0.05から視力0.7にまで視力向上したという人の話も聞きますが・・・。

視力0.05の極度近視を視力回復させるには、昔ながらのメガネかコンタクトレンズ、あるいは視力回復手術ということになります。オサートやオルソケラトロジーで視力回復もできます。近視用メガネは、かなり分厚くなるために、視力0.05レベルの最強度近視の人は、コンタクトレンズのほうがいいでしょう。

コンタクトレンズなら、角膜を覆うようにして装用するため、裸眼と同じような視界になります。レーシック手術が気が引ける人は、使い捨てコンタクトレンズがいいかもしれません。角膜を削らないので、いつでももとの状態に戻せます。またメンテナンスも不要なため、考えようによってはレーシック手術やPRK手術、ラセックといったレーザー角膜屈折矯正手術と、さほど変わらないと思います。

視力0.05の視力を向上できるかもしれない目のエクササイズが、ひとつだけあります。それはベイツメソッドです。ニューヨークの眼科医であったウィリアムホレイショ・ベイツ博士が考案した近視の視力回復トレーングです。

この視力訓練法は、動体視力の眼筋トレーニングというよりも、眼球の力を極力抜く(脱力)ように心がけます。そうすると眼球の周りで締め付けている外眼筋の緊張が解けてきて、眼球の形が元の状態になるというのです。しかし現在は、その方法も明瞭には伝わってはおらず、独学ではなかなか困難のようです。

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